【2021年最新情報】就活でIT企業を選ぶ時の5つのステップ【就職・転職完全攻略】

2019年10月22日

綾人
こんにちは。綾人(@xjustchillingx)です。


みなさんIT業界で働いてみたいと思いますか?


ボクは現役でシステムエンジニアをしていますが、IT業界は超おすすめです。


何故かと言うと、人生がイージーモードになるからです。


イージーモードになる理由は2つあります。

イージーモードになる理由

  • 自分で人生の選択肢を増やせるから
  • 業界が衰退することが無いから

今の時代はどの業界にもITの技術が使われていますので、ここを押さえておくだけでその後の人生の選択肢は大きく増えます。


選択肢が増える一番の理由はコネクションを作りやすいからです。


どの業界にもITの技術が使われている事を利用し、その業界の人間と親しくなれば「実は○○に興味があって」と言うだけで懐に入りやすくなります。


しかもITの場合は身に着けた技術はグローバルな共通項が多く、別業界に行ったとしても他の業種に比べて積み上げたものが無駄になることが少ないので、IT業界に再就職することも容易です。


それにフリーランスで働かれている方は半年働いて、残り半年は休んでを繰り返したり出来る方もいらっしゃるくらい、積み上げたものに応じて自分の生き方を選択することが出来ます。


けどそんなIT業界だからこそ、『しっかりとした会社選びをしなければ使い捨てにされる』ことも少なくありません。
それが例えフリーランスであったとしてもです。


この記事を読んで下さっている方はIT業界に興味のある方がほとんどだと思います。


そんなIT業界に興味のある方が会社選びで失敗しないように、今回は『IT企業を選ぶ時のポイント』を紹介したいと思います。


もしかしたら今後一緒に働くかもしれないIT業界を目指す方々に、就職・転職という人生における一大イベントで失敗してほしくありません。


なのでこの記事では、『実際にボクが日本トップレベルの大手通信事業者で働いた経験』を基に書いています。


コンプライアンスの関係と内容的に実名で書くと色々と怒られそうなことも書いてあるので名前だけは伏せさせてください。


今日ご紹介するポイントを押さえるだけで『優良企業に出会える可能性が高くなる』ので、会社選びの参考にしてみてください。


割と長めの記事になっていますので、自身がどのステップに居るかを考慮し、必要な個所を読み、必要だと思う情報を持って帰っていただければと思います。

ステップ1:IT企業を選ぶ前にすること

これはどの業界でも言える事ですが、『ITの技術を使って何がしたいのかは明確に』しましょう。


最初にお伝えした通り、選択肢はかなり多い業界です。
それは『ITの技術で実現出来る事があまりにも多い』からです。


そんな中でIT企業良く分かんないから何となくこの会社にしよう、なんて考えで入ると大体酷い目にあいます。
これは断言出来ると言っても過言ではありません。


何故なら、これだけ選択肢の多い業界で何も選択していない人間を採用するということは、誰にでも出来るような仕事しかさせる気が無いか、そもそもそういう事を事業としているかのどちらかだからです。


IT業界は基本的に人手不足です。
これは業界自体が急成長を続けている事もあって仕事に溢れているからです。


だからこそ中には悪質な仕事も多く、そこばかりがフィーチャーされることで業界全体がブラックなイメージで語られやすいのです。


そんな訳でIT業界を目指したいのであれば、まずは『ITの技術を使って何がしたいのかは明確に』しておきましょう。


面接の時にこれを聞いてこない会社は大体ブラック企業ですので注意してください。
聞かれないという事は本人の意思に関係なく、やらせることが決まっているということです。


IT業界は誰にでも出来るような雑務も非常に多いので、そんなことばかりやらされて時間を無駄にする可能性が高いです。

ステップ2:面接や企業訪問の前にすること

続いてIT業界に入る目的が明確になった後は、実際にその目的にあった会社を選んでいく必要があります。
以下の項目を基に自分の目的にあった会社を探していきましょう。

ググる

最早説明不要かとも思いますが、情報が無くては始まりません。
「○○ + IT企業」で調べれば大体ヒットします。(※○○は自分の目的)


その時に大事なのが、競合している会社同士の比較です。


採用条件の『給料・勤務形態』の2つと、新卒の場合は『募集職種』、中途の場合は『必須スキル』の合計3つを比べてください。


・給料

まずは『給料』ですが、同業他社と比べて安すぎる会社は選択肢から外れる事も多いと思いますが、注意が必要なのは『高すぎる会社』です。


これは何故かと言うと、エンジニアの職業柄どうしても時間外労働が多くなる傾向があります。


そこで一般的な会社は、みなしで最初から残業分の給料を基本給として組み込んでいる事が多いです。


しかし、HPなどで検索して出てくる情報や求人票には明記されていないこともあります。


他の会社より給料高いじゃーんって言って面接行ってみたら月に30時間とか40時間とか残業のみなし分がプラスされていた金額で、みなし分引いたら他より安かったなんてザラにある話です。


2019年4月1日から始まった働き方改革の影響で『月の残業は原則として45時間』とされました。


例外も存在するのでもっと残業時間が多くなる時もありますが、基本的な会社は労働局の是正勧告などが怖いので45時間を目安に働かせようとします。


すると、月に40時間残業してやっと時間外の手当てが出始めても残り数時間しか働けません。


これを分かりやすく説明すると40時間 ÷ 労働日数(仮に20日とした場合) = 2時間/1日


つまり定時を18時とした場合、毎日20時くらいまで残業しても1円も残業代は出ない事になります。


正確に言うとその分を先に基本給に上乗せして貰ってるのでサービス残業という訳では無いですが。


ただしそうなると、そもそもみなしで嵩増しされた残業代を引いた基本給が同業他社と比べてどうなのかを見る必要があります。


他と比べて給料が高い会社は『残業代をどう扱っているか』に要注意です。


勿論ですが、基本給安い上にみなしも含まれている場合もあるので、給料にこだわりたい方はこの辺りは念入りにチェックしましょう。

・勤務形態

続いて『勤務形態』です。


こちらについてはググっただけでは分からない内容なので、気になった方だけ読んで下さい。


IT業界と言っても広いので働き方もバラバラです。
特にエンジニアの仕事はPC1台で出来るものも多いため、自社で開発を行う事もあれば、客先に常駐したり自宅でリモートワークすることも可能です。


その中で最も注意しておく必要があるのが『客先常駐』です。


客先常駐』が分からない方の為に簡単に説明すると、所属している会社とは別のお客様先を勤務地として働くことです。


この時に契約方法によって指示系統などが変わりますが、基本的に企業への就職を考えている方は請負契約か準委任契約の2つを意識すると良いです。


こちらも簡単に説明すると、請負契約はある決まった業務を一括してお客様より受託し、その作業結果に対し検収を行った後に報酬が支払われる契約です。


この時に『請負契約は成果物を完成させる義務が発生します。


なので、成果物さえ完成して納品出来るのであれば予定より早く終わっても報酬額が変わることはありません。


ちなみに請負契約に関しては自社に持ち帰ってすることも多いですが、機密データの取り扱いやお客様先の開発環境に依存するような案件であれば客先常駐で行う事もあります。


続いてもう1つ、準委任契約についてです。


これについては『就職先の企業を選ぶ際に最も気を付けるべき点』だとボクは思っています。


準委任契約をしているからブラック企業とか言うつもりはないです。
ですが多くの企業、特に中小企業への就職をしようと考えている方は慎重に調べてください。


何故ならこの準委任契約は『めちゃくちゃリスクの高い契約だから』です。


どんなリスクがあるかと言うと

受託側が背負う準委任契約のリスク

  • 常に仕事を受注し続けられるわけではないため、いつ契約解除になるか分からない
  • 長期的なキャリアアップが難しい
  • 業務内容の決定権が受託側に無い
  • 予算が途中で厳しくなるとハードワークになる可能性が高い、最悪の場合契約を解除される
  • 帰属意識が薄れる
  • 自分の時間を売ってお金に換える点はアルバイトと一緒
  • 自社の人間は数字と噂でしか本人を評価できない。

正直なところ、もっと気を付けるべきところはありますが、特に気を付けて欲しいのがこれらです。


そして準委任契約で最もリスクの高いことが『お客様から仕事の指示が来ることが普通にあります。


ちなみにこれは違法です。


本来、準委任契約と言うのは契約内容に従って受託側が自由に作業を進めることが出来ます。


ですが現実問題として、仕様の決定権や変更権、プロジェクト全体の進捗や予算の管理の都合など様々な理由でお客様から直接業務指示を受けることがあります。


違法とは分かっていてもそうしないと仕事が進まないという部分がIT業界の闇を生んでいます。


悪質な職場であれば契約解除をこちらから申し出ることも可能で、これは『準委任契約は成果物を完成させる義務が発生しないため』です。


ここが請負契約との大きな違いですね。


勿論ですが、準委任契約を行っている会社でも指揮命令権を遵守し、クリーンな環境で清く正しく業務を行われている会社さんもあるので、準委任契約 = 汚物を見るような目を持つことはやめましょう。


SESについてもう少し知りたい方はこちらの記事で触れていますのでどうぞ。



ちなみにですが、検索して出てくる情報に取引先企業の名前などはあっても契約内容までは普通記載されていないので、面接の時に必ず聞くようにしましょう。

・募集要項

最後に新卒の場合は『募集職種』、中途の場合は『必須スキル』についてです。


まず、新卒の場合ですが、『募集職種』の欄を見て、自分のやりたいことが出来る職種を募集しているかどうかは必ず見ましょう。


新卒の方で多いのがプログラマとシステムエンジニアの違いが良く分からないまま入社してくることです。


プログラミングしたいのにシステムエンジニアとかインフラエンジニアと書いてあった場合や、その逆で企画や営業、設計などをしたいのにプログラマと書いてあったら自分のやりたいことと一致しません。


そこの違いが曖昧なままIT業界に来ると結構危険です。


続いて中途の方ですが、基本的には自分がやってきたことが生かせるかどうかです。


新しい事に挑戦したり前職の内容が合わなくて別の事を始めると言った方も居ると思いますが、いくら業界的に共通する技術が多いとはいえ、会社側からすると『中途で来るのに募集職種に対して未経験』と言った方は少し敬遠したいですよね。


仮に新卒と同じ給料で良いのでって奇特な方もたまにいらっしゃるかもしれませんが、だったら会社は新卒を取ります。


新卒の方の優位な部分はやはり若さです。


そこに対して中途で転職を行う方は、やはり経験の差が出る部分をセールスポイントにしなければなりません。


ちなみにこれは全く別の業界から来ると言った方でも同じことです。
自分の強みはITの技術である必要はありません。


ボクなんかも建築士やってアミューズメント企業行って俳優やってその後にIT業界に入りました。


でも建築士で学んだ成果物の精密性やアミューズメント企業で培ったマーケティング技術や接客技術、更には俳優をやって得た常識とは異なる観点からのアプローチや自分自身を売り込むセルフブランディングなどは、ITの専門技術ではないもののボクのキャリアアップに大いに役立ちました


あなた自身の強みが自社にどう生かせるかを会社は見てくるため、そこの認識が一致しない会社ではお互いに不利益になるだけですので、貴方と会社の双方にとって利益の出る会社を探してください。

HPで参考にすること

ここでは上記のように調べるレベルではないものの、この後企業訪問をしたり面接を受ける際に役立つ情報を記載します。


まずは企業理念です。


これは面接の際に会社側から「HPなどは見ましたか?」というありきたりな質問が来た時の返答用でもありますが、それ以上に効果があるのが、一次面接などの平社員や中間管理職向けに行う質問のネタ作りのためです。


詳しくはこの後のステップ3で紹介します。


そしてもう一つ確認しておくことが、HPの更新頻度です。


更新頻度が少ないと情報が古くて面接の際にネタが使えなくなったり、社内情報の管理が出来ない会社の可能性があります。


対外向けでは、窓口とも言える社内情報発信のプラットフォームすら管理できない会社に、仕事や人の管理が出来るでしょうか。


更新しなかったからと言って直接利益が落ちるわけでは無いと後回しにしてしまいがちなことですが、こういう部分をマメに更新出来る会社には案外しっかりと管理出来る人か仕組みが備わっていたりします。

HPで参考にしてはいけないこと

続いてHPに書いてあるからと言って参考にしてはいけないことです。
これはとある数値の部分です。


答えは3つあります。

・勤務時間

まず1つ目は勤務時間です。


先ほど勤務形態のところを読んで下さった方は分かると思いますが、客先常駐だったりすると勤務時間はお客様の勤務時間に依存することが多いです。


それにIT業界を目指すなら仮に請負でも定時で帰れるなんて思わない方が良いです。


その辺りは世間のニュースなんかを見てればIT業界の長時間労働がどういうものかは知ってますよね。


常に残業が多いわけでは無いですが、案件によって左右されることなのでHPに書いてある情報は当てにしない方が精神的に楽になります。

・所定労働日数

2つ目が所定労働日数です。


書いてないHPもありますが、書いてあっても見る必要はありません。
1つ目の勤務時間は1日単位で信用してはいけない項目です。


それが1か月だったり1年だったりの単位になった途端にきっちり収まるなんてミラクルは起きません。

・社員数に関わる数字

3つ目が社員数に関わる数字です。


社員数そのものだったり、社員の男女比だったり、年齢層の比率だったりは基本的に当てになりません。


離職率の多い業界でもあるので、そのたびに細かく数字を修正していては気が狂います。


HPを見て唯一信用して良い数字は電話番号だけです。

市場価値(マーケットバリュー)を調べる

ステップ2の最後にもう1つ、その会社の『市場価値(マーケットバリュー)』を調べましょう。


調べる項目は基本的にはこの4つです。


市場価値(マーケットバリュー)を調べる

  • 競合他社との比較
  • 社長の名前を検索
  • 会社の名前を検索
  • 事業内容の検索

・競合他社との比較

競合他社については上記ググるの項目で得た情報と転職サイトや転職エージェント、またはハローワークの求人一覧などと比較してみてください。


もし余裕があるようでしたら実際にその情報を基に転職フェアなどを回ってみるのも良いと思います。

・社長の名前を検索

これ意外と役に立ちます。


何故かと言うと、まず社長と言うのはその会社の経営における決定権を持っている人間です。


会社のイメージアップや自身が広告塔となって精力的に活動している社長の会社かどうかは結構重要なことです。


特にIT業界の場合、新しいシステムやサービスを開発しイノベーションを起こした会社は注目を浴びるので、社長がインタビューを受ける事も多いです。


そんな活動状況がweb上の検索で出てくるようであれば精力的に会社を大きくする行動を起こしている事になります。


逆に中小企業だと会社を存続させるレベルで満足していて、大きくする気のない会社もあるため社長の名前は出てこないことが多いです。


そういう場合、経営陣は社員を会社を存続させるためだけの存在と思っていて、会社の利益削ってまで待遇良くしようとは思っていない事も少なくありません。


後はインタビュー記事などを自分で調べて面接の場で感想を述べるなどすると、会社の事をしっかりと調べてきた印象を与えるので好感度にも繋がります。

・会社の名前を検索

これは社長の名前の検索と若干似ていますが、それ以外にも独自で展開されているサービスやシステムがあるかどうかを調べ、そこから独自の技術を保有しているかがポイントになります。


ここで独自の技術やサービスなどが見当たらない場合、準委任契約で客先常駐多めの会社である可能性があります。


ただし、自社の独自技術やサービスは無いものの、専門性を持った人間たちで請負契約一本で業務を回している優秀な会社さんもあるので、細かく調べていきましょう。

・事業内容の検索

これはHPの事業内容を読んでみて、自社の強みが何なのかが明記されているかを判断するためです。


IT業界と言うのはカタカナの横文字が多く、業界経験が無いと何言ってるのか分からない状態で誤魔化してあることがあります。


例えばですが、

弊社の技術を活用した戦略的イノベーションの実現は、世間に新たな価値を生み出し大きな変化を生み出します。ビッグデータの活用やAI、IoTの戦略的導入により業界の最先端を走るリーディングカンパニーを目指しています。

こんな文章書いている会社は要注意です。
この文章には何一つ具体的な事業内容は書かれていません


もっと具体的に流通事業の生産管理・工程管理・在庫管理システムを構築しているとか実例に近い事業内容が書いてあるところを信用しましょう。


それが実例なのか抽象的な内容なのかを判断するために事業内容で分からない言葉を単語毎に調べてみてください。


すこし長くなってしまいましたが、『企業選びは面接を受けるまでの準備が一番大事』です。


なので少し念入りに細かい部分まで書いてしまいましたが、きっと就活の際に役に立つはずです。


皆さんのスタイルに合わせて必要な情報を活かしていただければ幸いです。

ステップ3:面接や企業訪問の時にすること

ステップ3では実際に面接や企業訪問などを受ける際に確認しておくと良いことを書きます。
まず大抵の場合、社長など重役は一次面接には出てきません。


社員数の少ない会社であればいきなり社長が出てくることもあると思いますが、その場合も「経営陣に話を聞く」の項目を実践してください。


面接や企業訪問の際に通して言えることですが、ダメと言われない限り『必ずメモを取りましょう。


これはメモを取ることで真剣に貴方の話を聞いていますという姿勢を見せると共に、ステップ4で紹介する「面接や企業訪問の後に確認すること」で使うためです

現場のリーダーに話を聞く

ボクもそうでしたが、一次面接には大体現場のリーダー格の人間が参加します。


これは実際に現場に出ている人間がリアルな意見を話すためでもありますが、リーダー本人に採用の経験を積ませ、人を見る目を養わせるためでもあります。


なので、一次面接や企業訪問の際に最も重要なことはリーダー格の人間に現場のリアルな話を聞くことです。


正直なところ、経営陣に話を聞いても会社の良いところしか言ってきません。
わざわざ自分の会社の悪いところを採用の場で言ってくる経営陣は居ませんよね。


なので、実際の現場のリアルな情報を聞くなら現場をまとめているリーダーに聞くべきです。


望ましいのは『役職のついていない人間』です。


管理職などになると経営陣寄りの発言が多くなるので、現場の話はあまり参考になりません。


それに比べて役職を持っていないリーダーは中間管理職に近いながらも役職が無いため、実際の雇用状況に不満を一番抱えやすいポジションでもあります。


そこを上手く利用して必要な情報を引き出せれば勝ちです。


そしてこの時にやっておくべきアクションがあります。


それが、ステップ2の「HPで参考にすること」でご紹介した企業理念を聞くことです。


一般社員の中でも特に『現場を任されている人間に企業理念が浸透しているか』どうかで、その会社の風通しの良さが分かります。


特に客先常駐をしているリーダーであれば帰属意識も薄れているため、そのポジションでも企業理念を押さえていれば、そのポジションの人間でも会社に対して信頼を寄せている証拠になります。


逆に社内開発をしているにも関わらず企業理念すら言えないような人間がリーダーをしている場合、社内の統制が取れておらず、組織として未熟な可能性が高いです。


そしてもう1つやっておくべきことが、『会社のビジョンを聞いておくこと』です。


これは次の『二次面接で経営陣に対する質問』に使います。


上記の企業理念とも似ているのですが、そもそも会社の経営方針や目指すべきビジョンが社員に浸透していない会社なら、入ってもほったらかしにされる可能性が高いです。


経験の浅い社員ならともかく、リーダー格の人間が知らないのは論外です。


それにもししっかりとした返答を貰えた場合には、二次面接の際に「リーダーの○○さんに伺ったのですが、御社は○○というビジョンを掲げられていると聞き、感銘を受けました。」などと言えば経営陣は社員がそういうビジョンを意識してくれていると認識し、機嫌が良くなるため面接もしやすくなります。


他に聞いておくべきことは、現場で優秀だと思う人間はどんな人か、また自分の下に付けるならどんな人間が欲しいかなどを聞いておくと良いでしょう。


入社後にそのリーダーの下に付くかは分かりませんが、現場を見ている人間が一番リアルな意見を持っているため聞いておいて損はありません。


後は自分と似た境遇の人が居るか聞いておくのも効果的です。


新卒で未経験でIT目指すなら、未経験で入社した人間は居るか、その人物は現在何年目でどれくらい活躍できているかなどを聞き、自分が入社後に活躍できる可能性があるかを探ると良いです。

経営陣に話を聞く

経営陣に聞くこととして、まず最初は会社の経営方針やビジョンです。


最初にこれを聞く理由として大きいのが、『貴方達の会社に興味を持っている人間ですよ』ということをしっかりとアピールするためです。


そのため、リーダー格の人間に事前に経営方針やビジョンを聞いておく必要があります。


企業理念なんかはHP見れば書いてあるので、そこを調べましたと言っても大して響きません。


ですが、会社のビジョンなんかは直接勤務している人間じゃないと知らないような内容も含まれている事があるため、そこを事前にネタとして仕入れておくことは大きなアドバンテージに繋がります。


また、経営陣は『貴方を会社に採用した際に、どのような利益をもたらすか』を基準に見ていますので、未経験であったとしても自分のやってきたことが、会社のビジョンとどう重なるのか軸に話を進めることが出来れば、良いアピールになります。


他には経営陣の目線として今後のビジョンを達成するためにどういうポジションの人間を欲しているかを聞いたり、最新の話題になっているIT系のニュースの話を振ってみるなども効果的です。


ニュース自体を知っていれば自分がそれに対してどういう見解を持っているかをアピールし、また知らなかったとしても業界全体の最新の動向にも目を向けているという良いアピールになります。


後はその場の雰囲気や面接官の人柄に合わせて短めの談笑を挟んだり、真面目な政治・経済の話を盛り込んでみるのも悪くありません。

ステップ4:面接や企業訪問の後にすること

さて、面接や企業訪問が終わったタイミングが一番気の抜けやすいタイミングです。


ですが、ここは一つ気を引き締めなおしていきましょう。


ここで行う事は単純で、『面接や企業訪問でメモをしたことを調べること』です。


これは絶対にやっておいた方が良いです。


何故かと言うと、面接や企業訪問の場では緊張していたり、基本的に相手側の方が主導権を握った状態で事が進むので何となく言われたことが全て正しく聞こえてしまいます。


ですが実際に聞いた話を調べてみると、業界では批判的に扱われているような内容だったり何処の会社もやっているような当たり前のことを大義名分のように言っていたりする場合がありますので、実際に自分が言われたことが客観的に見られた時にどう判断されていることなのかを調べておきましょう。


また、業界の経験者が周囲に居る時は直接意見を聞いてみても良いですね。


ちなみにここをスルーしてしまうと、その後はストッパーが無いため何も気付かずに入社することになるので注意してください。


その他に出来ることは転職エージェントに登録して同業他社との条件を比較してみたり、転職フェアなどに参加して他の会社の人事担当と会話してみるのも良いです。


面接を受けたからと言ってその会社に絶対に入社しないといけないわけでは無いですし、求人票やHPだけでは分からない部分を知ってからもう一度初心に立ち戻って、ステップ1で考えた『ITの技術を使って何がしたいのかは明確に』をもう一度思い出してみましょう。


迷ったときはこの言葉を思い出してください。


貴方のやりたいことは本当にその会社で出来ますか?

ステップ5:内定した後にすること

内定したからと言って終わりではありません。


ステップ1~4で無事にやりたいことが出来そうな会社が見つかり内定を受けたとしても、そこはまだスタートラインに立ったに過ぎません。


本当に貴方がやりたいことはIT業界に入ったその先にあるはずです。


その為にも、入社した後は自分のやりたいことが出来るようなポジションを勝ち取る必要があります。
どんなに良い会社でどんなに良い人たちが集まっていても毎日雑用なんて嫌ですよね?


自分がやりたいことをさせて貰えるためには、周囲の人に『あなたになら任せてみたい』と思ってもらわないといけません。
その為の努力は面接の前でも後でも、入社する前でも後でも変わりません。


なので、内定が終わった後にすることは『目標の設定』です。


その会社に無事入社することが出来たら、そもそも『ITの技術を使って何がしたいのか』をゴールとし、何年でどういうスキルを身に付ける必要があるか、どれくらいの期間でどういう経験を積む必要があるかなどを決めましょう。


これを決めておくことで入社後に上司や先輩に自分が何故その会社に入ったのか、そしてどういうことがしたいからどういう経験を積ませて欲しいのかをしっかりとアピールすることが出来ます。


同じような志を持っている上司や先輩が居れば一緒に仕事をさせて貰って勉強するのも良いでしょう。


そういう人が居ないのであれば逆にチャンスだと思って自分からそのポジションを取りに行きましょう。


そのための準備を内定から入社までの間にしておくと良いスタートが切れます。

未経験で自信が無いという方へ

安心してください。
IT業界は未経験から入っても十分働けます。


何故言い切れるかと言うと、ボクは中小企業で採用面接なども行っていた実績があり、実際に未経験から就職したいという人を採用し現場で一緒に働いていました


未経験の方でも入社後には研修としてプログラミングを学べる期間があったり、自社内の開発案件を持っている企業であれば、先輩社員から教えて貰いながら働くことも出来ます。


もしそれでも不安だというのであれば、プログラミングスクールに通ってみるのもありだと思います。


とはいえ、そういった方に伝えておきたいのがプログラミングスクールに通ったからといって良い会社に就職できるとは限りません。


最近では就職支援までを1つのサービスとして展開しているスクールは多いですが、斡旋している企業が客先常駐メインの事業だったりすると目も当てられなくなります。


プログラミングスクールに通おうと思っている方は、目的と根拠をしっかりと考えて誤った道を歩まないようにして欲しいです。


おすすめのプログラミングスクールもまとめてみましたので、もし興味のある方は参考にしてみてください。



最後に

長々と書いてしまい、全部読まれた方がいらっしゃれば相当時間を費やして頂いたことかと思います。


ですが、実際に日本最大手とも言える通信事業者での実務経験を持っている人間が見てきた、IT業界の現状を包み隠さず記述したつもりです。


IT業界にはSIer企業もあればweb系企業などもあり、一概に全てに当てはまるかと言われるとそうではない部分もあると思います。


なので、ここに書いてある情報が全てだと思わずに、何か疑問に思ったことがあれば自分で調べるということを行ってください。


エンジニアは他の業種に比べて特に調べる能力が大事になってきます。
プログラミング一つ取っても構文やライブラリを全部頭の中に入れてやる人は居ないです。


バグが出ればログを調べたり原因を分析したりも調べる仕事の内です。
今はネット環境もSNSも充実している時代なので、大抵の事は調べられます。

しっかりと正しい情報の取捨選択を行っていきましょう


何か分からない事や、相談してみたいことなどありましたら、Twitter『綾人(@xjustchillingx)』またはお問い合わせフォームから質問を受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。


出来る限り対応させていただきます。


お問い合わせフォーム


貴方の人生にとって、より良い選択が出来る事を心から祈っています。


それでは!

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