【書評 vol.3】学びを結果に変えるアウトプット大全【要約・感想】

2019年12月14日

綾人
こんにちは!綾人(@xjustchillingx)です。



今日ご紹介する1冊はこちら。

学びを結果に変えるアウトプット大全

作者:樺沢紫苑(かばさわしおん)
出版社:サンクチュアリ出版
発売日:2018/8/3

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本書は日本一情報を発信する精神科医「樺沢紫苑」さんが贈る、脳科学に裏付けられた、伝え方、書き方、動き方を紹介してる本です。

こんな方におすすめ

  • 仕事や勉強の成果をもっと出したい!
  • 自分の意見をうまく伝えたい!
  • いいアイデアが浮かぶようになりたい!
  • 交渉や営業が得意になりたい!


だけど、こんな風に悩んでいる人も多いはず。


一生懸命本を読んだり、動画を見て勉強してるのに身に着いている気がしない…。



そんな悩みを抱えてる方に読んで欲しいのがこの本です!

ココがポイント



実は、たくさん本を読んだり、セミナーを受講したりしても「アウトプット」の方法を間違えていると、自己成長することは出来ません!

正しい「アウトプット」の方法を知ることで、あなたの自己成長は飛躍的に加速し、計り知れない能力を発揮することが出来ます!


この本では、80種類のアウトプット術7つのトレーニング法を紹介しており、アウトプットの決定版と呼べる一冊になっています


それではさっそく見ていきましょう!

本の構成

この本の概要は以下の通りです。


発売日:2018/8/3


ページ数:270ページ

本の構成

  • CHAPTER1:アウトプットの基本法則
  • CHAPTER2:科学に裏付けられた、伝わる話し方
  • CHAPTER3:能力を最大限に引き出す書き方
  • CHAPTER4:圧倒的に結果を出す人の行動力
  • CHAPTER5:アウトプット力を高める7つのトレーニング


今日はこの中から、今日から使えるおすすめのアウトプット術アウトプット力を高める7つのトレーニング法を紹介していきます!

おすすめのアウトプット術

それではさっそくアウトプット術について紹介していきます。

CHAPTER1:アウトプットの基本法則

そもそもアウトプットって何?って方も少なからず居るはず。


なので、まずはアウトプットの基本から学んでいきましょう。

インプットとアウトプットの定義

インプット :脳の中に情報を入れる、つまり「入力」すること。

アウトプット:脳の中に入ってきた情報を脳の中で処理し、外界に「出力」すること。



実際の行動に当てはめて説明すると、

1.本を読む⇒インプット、読んだ内容を誰かに話す⇒アウトプット

2.人から話を聞く⇒インプット、聞いた内容をブログやSNSなどに書く⇒アウトプット



アウトプットには基本法則というものが存在します。

アウトプットの基本法則

1.2週間に3回使った情報は、長期記憶される

2.出力と入力のサイクル「成長の螺旋らせん階段」

3.インプットとアウトプットの黄金比は3:7

4.アウトプットの結果を見直し、次にいかす



本書には以下のような記載があります。

人間の脳は、「重要な情報」を長期記憶として残し、「重要ではない情報」は忘れるようにつくられています。

出典:本書 P24より


つまり、どんなにインプットをたくさんしても、その情報を何度も使わないとすぐに忘れてしまいます。


これが一生懸命本を読んだり、動画を見て勉強しても記憶に定着しない理由なんです。


大事なのは学んだ内容を2週間で3回以上を目安に、繰り返し「アウトプット」すること!
綾人



また、アウトプットをした後にはまた「インプット」をして再度「アウトプット」をする。


この行動を本書では「成長の螺旋らせん階段」と呼んでいます。


いくらアウトプットが重要であると言っても、アウトプットのみ繰り返すことは出来ません。


インプットもしっかりとしていく必要があります。


そして、その「インプット」と「アウトプット」のバランスが最も効率的になる黄金比が

インプット:アウトプット=3:7



であるという結果が、コロンビア大学の小3から中2までの100人以上の子供を対象にした研究で明らかになっています。


そして、この黄金比に基づき「成長の螺旋らせん階段」を登るときに気を付けなければならないのが、「フィードバック」をすることです。


アウトプットによって得られた結果を評価し、その結果を考慮して、次のインプットに修正を加えるという作業です。


なんでもかんでも「インプット」と「アウトプット」を繰り返せば「成長の螺旋らせん階段」が生まれるわけではありません。


アウトプット後には見直しや反省などを行い、上手くいったときも失敗した時も「理由」を考えましょう!
綾人


CHAPTER2:科学に裏付けられた、伝わる話し方

アウトプット」が苦手という人は、家族相手や友人相手に「昨日の出来事を話す」ことから始めると良いそうです。

ただ「感想を話す」だけで、脳は活性化し、記憶の増強、定着にも大きく貢献するのです。

出典:本書 P40より


そして「感想を話す」ときのコツは、「自分の意見」や「自分の気付き」を一つで良いので盛り込むのがポイントです。

ココがポイント

事実+(感想,意見) = アウトプット力向上!




また、このような「雑談」を行う時に知っておくと良い法則があります。


それが心理学の法則「ザイオンス効果」というものです。

ザイオンス効果とは、同じ人や物に接する回数が増えるほど、その対象に対して好印象を持つようになる効果のことです。1968年に、アメリカの心理学者ロバート・ザイオンスが広めました。彼の名前が「ザイアンス」と表記されることもあることから、「ザイアンス効果」と呼ばれることもあります。日本語では「単純接触効果」と呼ばれています。

出典:ferret


雑談を行う際も何を話そうか迷って声を掛けるのを躊躇っているよりも、内容は気にせず、雑談の回数のを増やした方が好感度が高くなるという事です。


長く話そうとして内容を考えるよりも、「回数」を気にしてアウトプット力と好感度を伸ばしましょう!
綾人


CHAPTER3:能力を最大限に引き出す書き方

アウトプットの基本として「話す」について説明しましたが、もう1つ基本となるのが「書く」ことです。


そして、「話す」ことよりも「書く」ことの方が、圧倒的に記憶に残ります。

それは、「書く」ことで、脳幹網様体賦活系(RAS, Reticular Activating System)が刺激されるからです。RASとは、脳幹から大脳全体に向かう神経の束。神経のネットワークです。

(中略)

RASが刺激されると、大脳全体に「目覚めよ! 注意せよ!細かいところまで見逃すな!」という信号が送られます。脳は、その対象物に対して集中力を高め、積極的に情報を収集し始めるのです。

出典:本書 P114,115より


ビジネスマンが本を読んでもなかなか記憶に残らないのは、本を読む(インプット)だけで感想を書く(アウトプット)事をしないためです。


ビジネススキルを高めるためには読んだ内容を必ずアウトプットする癖を付けましょう!


ブログやSNSを活用してアウトプットすると、沢山の方からの反応があるためCHAPTER1で紹介した「フィードバック」にも繋がり、「成長の螺旋らせん階段」が生まれます。


また、自分以外の人に情報発信をする際にもう1つ覚えておきたいのが「要約する」ことです。


要約は読解力のトレーニングにもなり、効率良くアウトプット力を鍛えることも出来ます。


要約についてはTwitterを使うのが良いと著者は勧めています。


本を読んだり映画を観たりした内容を140文字という制限の中に収めるのは中々難しいですが、だからこそ良いトレーニングになります。


それではここまでの情報をまとめてみましょう!


「本を読む」という1つのインプットを例に、複数のアウトプットを絡める事で良質な「成長の螺旋らせん階段」を生む流れです。

成長の螺旋らせん階段を生む流れ

  • 本を読む(インプット)
  • 家族や友人に話す(アウトプット)
  • ブログやSNSに書いて情報発信する(アウトプット)
  • 話したり書いたりするために要約をすることで情報整理能力や文章能力が向上する(アウトプット)
  • 話したり書いたりしたことから得た情報を次のインプットに繋げる(フィードバック)


インプット⇒アウトプットのサイクルを効率良く回し、良質な成長の螺旋らせん階段を生み出しましょう!
綾人


CHAPTER4:圧倒的に結果を出す人の行動力

さて、ここまで「成長の螺旋らせん階段」を生みアウトプット力を鍛える流れについて紹介してきました。


ここでもう1つ重要な要素についてご紹介しなくてはいけません。


「本を読んで」「情報を発信して」「フィードバックをする」この流れの中で見落としがちなのが、「行動する」という事です。

本読んでるじゃん!情報発信してるじゃん!


と思ったあなた!


良く考えてください。


何のために本を読みましたか?何のために情報発信しましたか?


アウトプット力を鍛えるのはあくまでも「手段」でしかありません!

たとえば、「運動」についての本を読みます(インプット)。そこに、「週2時間の有酸素運動で認知症の発症率が3分の1に減る」と書かれていたとします。

(中略)

「週に2時間の有酸素運動をする」と100回ノートに書いたところで、実際に運動しないのであれば、認知症の予防効果は微塵も得られないのです。

出典:本書 P190より

凄く当たり前なことですよね。


本を読んでその情報を発信して終わってしまっては、せっかく本の知識を定着出来たとしても、その先にある「本来の目的」に辿り着きません。


本を読んで得た知識で何か行いたいことがあるはずです。


成長の螺旋らせん階段」は素晴らしいサイクルなのは間違いありませんが、アウトプットすることだけに執着してしまうと、目的と手段が逆転してしまいます。


分かりやすい話だと、よく資格を沢山取ることを目的に勉強している人がいますが、資格だけ持っていても何の意味もありません。


資格を取得した先に、その資格を持っていることで行える何かがあるから資格に意味が生まれます。


資格を取るだけで満足しているのはただのノウハウコレクターです。


せっかくアウトプット力を鍛えてもそれを行動に移さなければ結果に繋がることはありません。


また、行動を起こす上で大事なのが「続けること」です。


成長の螺旋らせん階段」もインプット⇒アウトプット⇒フィードバック⇒次のインプットの流れを繰り返しますが、ここで得た気付きから実際の行動を起こしたとしてもそこで終わるわけではありません。


インプット⇒(行動⇒フィードバック)⇒アウトプット⇒(行動⇒フィードバック)⇒フィードバック⇒(行動⇒フィードバック)⇒次のインプットのように、何かをインプットしたりアウトプットした段階で行動を起こし、その行動からもフィードバックを行い、常に次のアクションに繋げることを繰り返す。


これこそが究極の成功法則です。


目的と手段を履き違えないこと!成功するためには続けることが何より大事!
綾人



アウトプット力を高める7つのトレーニング

本書の最終章にあたるCHAPTER5にはどのようにアウトプットすれば良いかイメージが持てない方の為に、日々の中で行えるアウトプット法アウトプット力を飛躍的に高める7つのトレーニング法を紹介しています。

その1:日記を書く

毎日日記を書くことにより「アウトプットする習慣」が身に着きます。


また、今日の出来事を振り返ることで自己洞察力も鍛えられます。


日記にはポジティブなことを中心に書くとポジティブ思考が訓練され、「楽しい」ことを発見することで継続することが容易になります。


自己成長するためには、「続ける」ことが必須です!
綾人


その2:健康について記録する

日記を書くことについて「時間が無い」や「毎日は難しそう」という方も多いはず。


そこで1日1分で出来るトレーニング法として、「健康について記録する」ことも効果的です。


まずは簡単なことから始めて、アウトプットをする習慣を身に着けましょう!


アウトプットの習慣作りと共に健康意識も高まります!
綾人


その3:読書感想を書く

ビジネススキルを伸ばしたいという方に最もおすすめなのが、「読書感想を書く」ということです。


自己研鑽をする多くのビジネスマンは本を読んでいますが、本を読んでも内容が頭に残らないという方も結構います。


本を読んで感想を書けば内容が圧倒的に記憶に残り、飛躍的に自己成長することが出来ます。

ボクもビジネススキルを高めるために書評と要約を始めました!
綾人


その4:情報を発信する

ブログなどネット上で「情報発信をする」と心無いコメントを頂く事もありますが、実際にメリット、デメリットの話に焦点を当てると20対1くらいの割合でメリットの方が多いと著者は言います。


ネット上は反応がリアルなためフィードバック効果が高く、また誰かに見られることを前提に書くためアウトプット力も鍛えられます。


多くの方の目に触れることで文章力や表現力などのアウトプット能力が磨かれていきます!
綾人


その5:SNSに書く

ブログは不特定多数の方に情報発信することになるので、いきなり始めるにはハードルが高く感じる方もいます。


そんなの時に使えるのが「SNSに書く」です。


まずは友人や知人などの内輪を相手に「交流」程度に情報発信をしてみましょう。


その日あったことや観た映画や漫画の感想を書くことから始めてみると少しずるアウトプットする感覚が身に着きます。


身内相手に気軽に情報発信をしつつ、ネットでの情報発信のリテラシーも学べます!
綾人


その6:ブログを書く

ブログを書く」ことのメリットはSNSにおける情報発信のメリットに加え、「シェアされやすい」ことと「アクセスを詳細に解析できる」ことがあります。


SNSなどで情報発信に慣れてきたらブログを書くことをおすすめします。


特に「アクセスを詳細に解析できる」というのは「CHAPTER1:アウトプットの基本法則」でも紹介した「フィードバック」に大きな効果をもたらします。


ブログで有益な情報を発信し続ければアウトプット力の向上以外にも権威性や収益なども見込めます!
綾人


その7:趣味について書く

手法については色々と紹介しましたが、実際にやるとなると何を発信しようと悩む方も居ます。


そんな時におすすめなのが「趣味について書く」ことです。


自分の得意分野について書くことでアウトプットの量も質も増やしやすくなります。


更にマニアックであればあるほど反応が高くなる傾向にあるため、自分が好きなことを追求すると反応が得られ、その反応から新たな「インプット」を得たり、「フィードバック」した結果から次の「アウトプット」に繋げる事が出来、良質な「成長の螺旋らせん階段」が生まれるのです。

好きなことを追求することが自己成長に繋がり、モチベーションの維持にも役立つため継続も容易になります!
綾人


まとめ

今回は本書の中から、今日から使えるおすすめのアウトプット術アウトプット力を高める7つのトレーニング法を紹介してきました。


また、本書には今日紹介しきれていない情報としてこんな事も書かれています。

こんなことも書かれています!

  • 効果的なフィードバックの4つの方法
  • 緊張を味方に付ける方法
  • 上手な文章の書き方
  • アイディアのひらめき方
  • 効果的に結果を出すための行動法
  • 7つのトレーニング法を具体的かつ実践しやすい多数のパターンでそれぞれ紹介


本当に最初から最後まで有益な情報がギッシリと詰まっています。

けどそれだけギッシリと詰まっていると読むの大変そう…。


と思っている方に朗報です!


この本はイラストによる説明が非常に多く、全ページの3分の1くらいはイラストと言っても大げさでは無いくらいです。


なので、本を読むのに慣れていない方でもとても読みやすくなっています。


そして、おわりにはこんな言葉が載っています。

本書のアウトプット術を実行すれば、あなたの魅力・能力が多くの人に広がり、あなたは適切な評価を受け、信頼され、人間関係は豊かになり、楽しい人生になることは間違いないでしょう。

出典:本書 P269より


あなたの人生を豊かにするためにも「正しいアウトプットの方法」を知り、実践することが大切です。


今日ご紹介したアウトプット術はほんの一部に過ぎません。


本書を手に取って他のアウトプット術も学び、アウトプットの達人を目指してください!


最後まで読んで頂きありがとうございました!

学びを結果に変えるアウトプット大全

作者:樺沢紫苑(かばさわしおん)
出版社:サンクチュアリ出版
発売日:2018/8/3

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