【TED動画解説 vol.1】TEDxで賢そうにプレゼンする秘訣 | ウィル・スティーブン | TEDxNewYork【おすすめ】

2020年4月5日

綾人
こんにちは。綾人(@xjustchillingx)です。

今日ご紹介するおすすめの動画はこちら。

TEDxで賢そうにプレゼンする秘訣 | ウィル・スティーブン | TEDxNewYork

プレゼンする時って緊張しますよね?

ボクも人前で話すのは苦手なので、いつも緊張してしまいます。

なんか参考になる良いプレゼンの動画無いかなぁと探していた時に出会ったのがこの動画。

色々と考えているのがバカらしくなるほど笑いました。

しかし、この動画。

一見ふざけているようにも思えるのですが、実は細かい部分で凄くプレゼンに生かせるポイントが隠されているのです。

今日はそのポイントについて解説していきたいと思います。

どんな動画?

この動画は簡単に説明すると

伝えたいことは何もないし、情報も用意していないけど、テクニックだけで賢く見せるプレゼンはできるんだ。こんな風にね。

っていう内容です。

どこがおすすめ?

この動画にはいくつか見るべきポイントがあります。

最初のチェックポイント

最初のチェックポイント

  • 観客の興味を引く
  • 観客の共感を得る
  • 強弱を使い分ける

観客の興味を引く

冒頭ではいきなり聞いています?」というフレーズから始まります

まだ自分がプレゼンを始めていないにも関わらずです。

すると観客の注目は一気にプレゼンターに集まります。

ここで、自分の主張を始めるのです。

テーマは「何もないと。

観客の共感を得る

こんな始まり方をすると、観客はどういうことだ?」と興味が湧きます。

ここで観客に手を上げさせてプレゼンに参加させたり、エピソードトークを交えたりして共感を徐々に得ていきます。

エピソードトークも過去の成功体験などではなく、少し失敗をした恥ずかしい話の方が共感を得られます。

もちろんこのプレゼンでは、そんなエピソードは何も出てきませんが

強弱を使い分ける

上記2つをツカミとするならば、もう1つ観客の心を掴むために行っているのがジェスチャーです。

冒頭の「聞いています?」の時も天井を指さしたり、言葉に力が入るときは体の前で拳を握りしめ、情熱を見せます。

このように冷静な部分と情熱を体全体で表現しています。

そして、ジェスチャーに合わせて言葉の強弱も上手く使い分けています

情熱的に伝えるときに言葉を絞り出すように話したり、冷静な部分は知的に見せるように穏やかに話したり。

普通のプレゼンでは、何か伝えたいときは言葉を強く発してしまいがちですが、あえて小さく絞ることで注意を引くこともできます。

この辺のテクニックは参考になりますね。

次のチェックポイント

次のチェックポイント

  • 脱線⇒再主張の流れ
  • ビジュアル面で根拠を示す
  • 収束のさせ方

脱線⇒再主張の流れ

エピソードトークは本来自分が主張したいプレゼンとは違う筋の話になります。

気を付けなければいけないのが、エピソードトークに熱が入りすぎてしまい脱線したまま戻ってこないことです。

すると、折角観客がツカミ部分で興味を引いてくれたのに「結局何が言いたいの?」となってしまいます。

なので、エピソードトークを用意する場合は、本来伝えたい事から逆算してどんな話をどこまでするか、を最初に決めておく必要があります。

場の雰囲気をやわらげ、共感を得ながら本来伝えたい本筋に切り替えていく

この辺の流れは実際のプレゼンでも参考になる部分です。

ビジュアル面で根拠を示す

この動画に出てくる一切のデータは何の根拠もないどころか、何かの情報でもありません。

ただただ、それっぽいものをそれっぽい順番にスライドしているだけです。

ですが、ここにはとても重要な要素が含まれています

すこしだけ脳の専門的な話をすると、人間の脳の意思決定は感性を司る大脳辺縁系という部分で行われます

論理や理性を司る部分では人間の意思決定は行われません。

そのため、最初に興味を引いたり共感を得ている時点で、この後に出てくる情報がさも正しいと信じ込んでしまうのです。

出てくるスライドの順番も、最初にいきなり数字の部分ではなく、何か重要な事をした"っぽい人"の画像から始まります。

プレゼン全体の流れも、感性⇒理性の順で運びつつ、根拠となるデータを提示する際も視覚的に理解しやすい写真から始めているのです。

そして、数字やグラフなどを列挙し、最初に話した内容が正しいことであると裏付けているような印象を与えていきます

これらの説明をする際にももう1つテクニックが隠されており、それは根拠となるデータを話す時は早口でしゃべるという事です。

人間は多くの情報を一気に取り入れると、さも理解した気になってしまうのです。

難しい本などを読んだ後に、賢くなった気がするのと同じです。

人の共感を得るときは気持ちを動かすためにゆっくりと話したり、自分の正しさを証明するための根拠は早口でギリギリ聞き取れるくらいのスピードで話す。

この緩急の付け方は非常に参考になる部分です。

収束のさせ方

まくし立てるように根拠を並べた後は、その勢いのまま終わるのではなく一度ペースを落とします

これはプレゼン自体が主張⇒具体例⇒事実・根拠⇒主張というフレームワークに乗っ取っているためです。

最後に自分が伝えたかった主張をもう一度繰り返すことで話を収束させるのですが、この時に根拠の勢いのままでは何となく流れて終わります。

そのため、今からもう一度重要なことを話しますよ、という雰囲気を作り、自分の主張に耳を傾けて貰うのです。

分かりやすい言葉で並べ替えると、

主張 具体例 事実・根拠 主張
○○はこうである 例えばこんなこと その理由はこれ だから主張は正しい

・言葉やジェスチャーで興味を引きながら

・少し情熱的に訴えかける

・共感を得ながら

・ビジュアル的な面で同意を得る

・少し早口で知的に

・数字やグラフで正しさをアピール

・最初の主張を繰り返す

・印象に残るようにゆっくりと丁寧に

年収を上げたい社会人は読書の習慣を身につけるべきだ。 娯楽や趣味目的ではなく、自己研鑽として専門書やビジネス書を読んだ方が良い。

①2009年日経新聞の調査で、年収800万円以上の人は、月額書籍購入費平均が2,910円なのに対し、年収400万円~800万円の人は2,557円、400万円未満の人は1,914円という結果が出ている。

②アメリカの調査でもビル・ゲイツやウォーレン・バフェットのような大富豪が1日30分以上本を読むのに対して、年収300万前後の人たちの中で1日30分以上の読書をしていたのは、たったの2%しかいなかった。

統計的に見ても読書の量と年収は比例しているため、読書量を増やすことが年収アップに繋がる。

こんな感じです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

たった5分の動画で、しかも"何もない"と言っておきながら、得られるモノは非常に多い動画です。

今日ご紹介したテクニック以外にも、客いじりや間の取り方など、観客を飽きさせないための工夫がちりばめられています。

もしプレゼンで悩んでいる方が居たら、ぜひ参考になる部分を見つけて頂ければと思います。

それでは!

こちらの記事ではより詳しく、テクニックの部分にスポットを当てた内容を紹介しています。

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