【書評 vol.7】文系AI人材になる―統計・プログラム知識は不要【要約・感想】

2020年5月12日

綾人
こんにちは!綾人(@xjustchillingx)です。


今日ご紹介する1冊はこちら

文系AI人材になる

作者:野口 竜司 (のぐち りゅうじ)
出版社:東洋経済新報社
発売日:2019/12/20

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本書はAI時代を生きる人々の不安や疑問を解消する実践トレーニング本です!


この本を読むとこんな悩みが解決します。


それではさっそく見ていきましょう!

本の構成

この本の概要は以下の通りです。

発売日:2019/12/20

ページ数:343ページ

本の構成

  • 第1章 AI社会で職を失わないために
  • 第2章 文系のためのAIキャリア
  • 第3章 STEP1 AIのキホンは丸暗記で済ます
  • 第4章 STEP2 AIの作り方をザックリ理解する
  • 第5章 STEP3 AI企画力を磨く
  • 第6章 STEP4 AI事例をトコトン知る―業種別×活用タイプ別の45事例
  • 第7章 文系AI人材が社会を変える


気になる箇所をピックアップ!

綾人
今回は本書の中から、以下の内容についてご紹介していこうと思います。

AI社会で職を失わないために

綾人
「AI失職」は変えようのない事実。

これはもう予想とかではなく、事実として無くなる仕事は出てきます。
しかし、何も怖れることはありません。


AIの発展により無くなる仕事はありますが、AIによって増える仕事もあります。


これまでの歴史を振り返ってみても、新しい技術は常に社会に定着しており、その度に今回と同じことが言われてきました。


農耕民族だった人類が火を使いはじめ、機械を使い、電気を使い、通信技術を使い、世界が発展すると共に利便性の低い仕事を淘汰されてきたのは自然の原理なのです。


そして、何かの仕事が淘汰されると何か新しい仕事が生まれることもまた、自然の原理です。
では、何故こんなにも世間では不安を煽るような情報が飛び交っているのでしょうか?


それは、「AIがどういったものかよく理解していない」からなのです。

まずはその不安を拭い、AIと共存する共働きスタイルを定着することでこの不安は取り除かれます。

AIとの共働きスタイルとは?


・AIの不完全な部分を知り、人間が補ってあげる生き方。


人間が得意とする仕事と、AIが得意とする仕事を分類し、それぞれが得意なことを担当すれば良いのです。

また、本書ではこの共働きスタイルは「AIにどれくらいの割合の業務を渡すのか?」の視点でパターンを分類することができると言っています。

人だけで仕事をする
人の仕事をAIが補助する
人の仕事(不得意なこと、できないこと)をAIが拡張する
AIの仕事(特異なこと)を人が補助する
AIだけで仕事をする = 人の仕事をAIが完全に代行する


このような人とAIの共働きをうまくコントロールするのが「AI職」の役割となります。
つまり、AIのことをよく知ってこの役割を果たすことで、社会的価値のある「AI社会でも職を失わない人材」になる事ができるのです。


また、変化を恐れて心配だけしていても何も変わりません。
変化の速い現在においてAIとの共存スタイルをいち早く築き、知識だけ取り入れるのではなく、行動を起こすことが何よりも大事です。

綾人
大きな変化が起こる時代では行動しないことが何よりもリスクです。

文系のためのAIキャリア

綾人
AIは「作る」から「使う」へ


これまでのAI人材教育は、AIを「作る」ことに焦点が当てられてきました。


しかし、AIを「作る」側の教育環境が充実してきた一方、AIを「使う」側の教育環境や、人材キャリアをフォローアップする環境は整っていません。

それ故に、本書のようなAIを「使う」ための参考書や、教育カリキュラムは今後充実させていかなければ、「作る」ばかりで「使う」ことのできない、供給ばかりの世界になってしまいます。

つまり、今後は供給されるAIが飽和状態になるため、「AIが作れなくても使えれば良い」時代がやってきます。

昨今ではAIを作るハードルはとても下がっており、AIの構築環境なども整い始め、以前よりAIを作るのが簡単になっているため、そんなに時間の掛かる話ではありません。

ただし、AIを「作る」側が完全に不要になるわけではないので、「作る」のか「使う」のかを判断するためにも、既存の構築済みサービスがどういった役割を担えるのか、また、何が足りなくて何を作る必要があるのか、などを判断する能力が求められます。

このように、AIを作る専門能力を持たないけど、ビジネスや業務知識に詳しく、かつAIにも精通した人材を、本書では「文系AI人材」と呼んでいます。

「文系AI人材の仕事内容とは?」

綾人
文系AI人材の仕事は、理系AI人材がやらない「全ての仕事」


今はまだAIを「作る」側の仕事が多いですが、今後はそれらのAIが実務現場への導入が増えると当然ながら、「使う」仕事が増えていきます。



また、各業種でAI活用が広がってくると、各業種の深い知識を持ちつつ、更にはAIにも精通したエキスパートが誕生していきます。

そして、この流れが加速すると文系AI人材の中でも分業化され、これらの動きは現代のITの浸透期でも同様の流れが起こっていました。

必要なのは「AIと働くチカラ」

綾人
文系AI人材になるためには4つのステップがある。

「AIとの共働きスタイル」は複数パターンあることを紹介しましたが、「AIと働くチカラ」を身につけるには4つのステップがあります

今回はこのステップの入り口「AIのキホンは丸暗記で済ます」を解説していきます。

STEP1 AIのキホンは丸暗記で済ます

綾人
AI、機械学習、ディープラーニングの3大分類から丸暗記しよう

AIのキホンは「AI分類」「AI基礎用語」「AIの仕組み」の3つを理解するすることで抑える事ができます。

ますは「AI分類」についてです。


AIは様々な角度から分類することができます。

まず1つ目のAI、機械学習、ディープラーニングの分類についてです。

「AI」は一番広い意味を持っている言葉で、その中に機械学習があります。
その機械学習のひとつとして、「ディープラーニング」が存在します。


この「ディープラーニング」が、様々な分野で大きな成果を出したことで脚光を浴び、機械学習が急速に成長し、第3次AIブームの到来に繋がったのです。

続いて2つ目の、学習方式の3分類(教師あり/教師なし/強化学習)についてです。

ディープラーニングを含む機械学習は、「学習」により特定のタスクを実行できるようになります。
この「学習」は3つに分類することができます。

最後に3つ目の、活用タイプ別の8分類についてです。

AIは機能別に4タイプ、役割別2タイプに分類することができます。

識別系AI 予測系AI 会話系AI 実行系AI
代行型 大量情報からの自動識別

・不良品の振り分け
など
大量ログからの異常値検出

・異常値検知
など
対話コミュニケーションの24h代行

・チャットボット
・AI音声
など
人間業務全般の代行

・自動運転
・工場作業の代行
・データ入力作業代行
など
拡張型 人間だと見分けられない事象発見。

・医療画像での診断
など
ビッグデータからの高精度な予測

・顧客行動予測
・需要予測
など
専門的対話や多言語対応

・専門家の置き換え
・対話による感情分析
など
自立型機器の作業制御

・ドローンAI制御
・自立型機械制御

まとめ


今日は『文系AI人材になる』についてご紹介してきました。

今後AIは世界的に導入され、大きな社会変化をもたらします。
しかし、世の中の発展にはAIだけがあれば良いわけではありません。


AIを「使う」側の人間も必要不可欠なのです。
IT業界でAIを「作る」人間が居れば、それを様々な場面で「使う」人間も必要とされています。


今ではパソコンが仕事や生活の中に馴染んでいるのと同じくらい、AIも我々の日常に溶け込んでいきます。


本書を読み「文系AI人材」の基礎を身につけることで、AI時代でも職を失うことなく活躍できる人材を目指してください!

また、当ブログではAIについての専門的な知識や事例を簡単にまとめた記事も紹介しています。
結局AI(人工知能)って何なの?って人向けに概要をまとめてみた

本書は上記以外にも

こんなことも書かれています!

  • AIの作り方をザックリ理解する
  • AI企画力を磨く
  • 文系AI人材が社会を変える


などについても紹介しています。


続きが気になる方は、本書を手に取ってみてください。


最後まで読んで頂きありがとうございました!

文系AI人材になる

作者:野口 竜司 (のぐち りゅうじ)
出版社:東洋経済新報社
発売日:2019/12/20

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