【書評 vol.13】アイデアのつくり方【要約・感想】

2020年11月3日

綾人
こんにちは!綾人(@xjustchillingx)です。


今日ご紹介する1冊はこちら

アイデアのつくり方

著者:ジェームス W.ヤング
出版社:CCCメディアハウス
発売日:1988/4/8

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この本を読むとこんな悩みが解決します。

それではさっそく見ていきましょう!

本の構成

この本の概要は以下の通りです。

発売日:1988/4/8

ページ数:102ページ

本の構成

  • この考察をはじめたいきさつ
  • 経験による公式
  • パレートの学説
  • 心を訓練すること
  • 既存の要素を組み合わせること
  • アイデアは新しい組み合わせである
  • 心の消化過程
  • つねにそれを考えていること
  • 最後の段階
  • 二、三の追記

気になる箇所をピックアップ!

綾人
今回は本書の中から以下の内容をご紹介していきます。

アイデアをつくる2つの基礎原理

アイデアをつくる2つの基礎原理

1.アイデアの正体を紐解く第一の原理

2.アイデアをつくり出す第二の原理

どんな技術を習得する場合にも、学ぶべき大切なことは、第一に原理であり第二に方法です。

綾人
まずは、アイデアをつくるために必要な2つの原理から学びましょう。


1.アイデアの正体を紐解く第一の原理

一つ目の原理は、アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもないという原理です。

これはアイデア作成において最も大切な事実となります。

そして組み合わせでアイデアを作成できるということは、才能では無く技術であるということです。

また、この技術については後述のアイデアを作る5つの段階で順を追って説明していきます。

2.アイデアをつくり出す第二の原理

二つ目の原理は、新しい組み合わせを作りだす才能は事物の関連性をみつけだす才能によって高められるという原理です。

事実と事実の間の関連性を探ろうとする心の習性がアイデア作成には大切なものとなります。

例えば、全く関係の内容に思える別々の知識を記憶の断片として分離させるか、それぞれの知識が一連の関連性の鎖で繋がっている環のようなものと考えるかで物事の見方は大きく変わってきます。

かの有名なスティーブ・ジョブズの名言の中にも「点と点を繋げること」というものがあります。

これは2005年スタンフォード大学卒業式にて行われたスピーチでの発言です。

全部を聴きたい方はこちらの動画をどうぞ。

一見何の関連性も無いと思うようなことでも、類似点を見つけ、一つの統合的原理を見つけられると新しい組み合わせが見つかります。

この組み合わせこそがアイデアへと成長する種になります。

アイラ
まずは2つの基礎原理を軸にアイデアの正体を知っていこう!


アイデアをつくる5つの段階

アイデアをつくる5つの段階

1.資料を集める

2.資料を咀嚼する

3.アイデアを孵化させる

4.アイデアを誕生させる

5.アイデアを展開させる

綾人
原理が分かったら、次は5つの段階でアイデアをつくります。


1.資料を集める

「そんなこと?」と思われてしまうかもしれませんが、実際にはこの段階がどれほど無視されているかと、アイデア作成に困っている人々に問いかけたいです。

実際に資料集めというのは、生易しいものではありません。

資料集めとは雑仕事であるため、これをいい加減に誤魔化してしまおうとします。


まず、集めてくる資料には、「特殊資料」と「一般的資料」の二つがあります。

特殊資料というのは、何か考えたいアイデアに関する資料、例えば広告を出したいのであれば、製品とそれを売りたい消費者についての身近な知識です。

小説を書きたいのであれば、テーマに関する知識、販売であれば製造している商品に関する知識、そして、それらを売りたい消費者がどのような思考や行動をしているかに関する知識です。

表面的な部分では相違する面が目立たないように映るかもしれません。

しかし、十分掘り下げていくと、すべての製品とある種の消費者との間に、アイデアを生むかもしれない関係の特殊性が見つかります。


一般的資料とは人生のこの世の種々様々な出来事に関する知識です。

人生のすべてのことに興味を示し、この世のありとあらゆることを知識として魅力的に思うことです。


アイデアとは、製品と消費者に関する特殊資料と人生とこの世の種々様々な出来事についての一般的資料との新しい組み合わせから生まれてきます。

まずは、この二つの資料を徹底的に収集するところから、アイデア作成は始まります。

2.資料を咀嚼する

第一段階を抜けた後、にやることは「資料を咀嚼する」ことです。

これは我々が消化する食物をまず咀嚼するように、集めてきた個々の資料を手に取って一つ一つ触っていきます。

例えば何か一つの事実を取り上げてみて、様々な角度から眺めたりしてその意味を探し求めます。

また、そこにもう一つ別の事実を並べてみて別々の二つの事実がどう噛み合うかを調べてみます。

これは意味そのものを探す行為では無く、意味の声に耳を傾けるという行為に近いです。

事実そのものを認識するのではなく、事実から聞こえてくる様々な声を拾うのです。

創造力に富んだ人々はこの段階になるとよく放心状態になると言います。


また、この段階では二つのことが起こります。

一つ目は、部分的なアイデアや仮のアイデアがふと頭をよぎることがあります。

どんな些細なものや不完全なものであっても、一切気にすることなく書き留めてください。

これらは、これから生まれてくる本当のアイデアの前兆です。


二つ目は、事実と事実のジグソーパズルに嫌気がさしてくることです。

何もかもが心の中でぐっちゃぐちゃになって、どこからもはっきりした明察は生まれてこなくなります。


ただし、誤解をしないでください。

この二つ目の状態まで至ってこそ、次の段階に進む準備が整うのです。

3.アイデアを孵化させる

第三の段階では、直接何か努力をすることから離れます

アイデア作成のことを意識の外に放り出すのです。

この段階でできることは、できる限り問題を意識の外に放り出し、自分の想像力や感情を刺激するものに触れることです。

第一段階で食料を集め、第二段階ではそれを十分に咀嚼しました。

第三段階は消化過程が始まったところと考えてください。

あなたができることは、胃液の分泌を刺激しながら食物が消化されるのを待つことなのです。

4.アイデアを誕生させる

第三段階をやり遂げることができたら、第四段階を経験することもまた、確実となります。

アイデア作成という問題を意識の外に放り出す理由は、アイデア作成そのものを放棄しているわけではありません。

アイデアとは、あなたが最も期待していない時に訪れます

これは科学的にも証明されている、DMN(デフォルトモードネットワーク)の存在が影響しています。

DMNとは

脳が活動的な思考を行わないときに無意識に脳が行う脳内ネットワークの活動。

仕事中や勉強中に良いアイデアが浮かばなかったのに、帰っている途中やお風呂に入っている時などにふと解決策が思い付くことがありませんか?

それは、このDMNが作用しているからです。

つまり、意識的にアイデアを思い付こうとすればするほど、脳のひらめきを阻害することになります。

資料集めや資料の咀嚼段階では意識的に思考を張り巡らせ、徹底的に調べ上げた後はほったらかしにして、脳の神経回路を切り替えるのです。

5.アイデアを展開させる

さて、第四段階まででアイデアを発見することができました。

しかし、アイデア作成過程を完結させるために通り過ぎねばならないもう一つの段階があります。

それは頭の中にあるアイデアを現実世界に連れ出すことです。

そうすると、あなたがアイデアを思い付いた時の素晴らしい感動がまるで偽物だということに気付くのです。

思い付いたアイデアが実際に力を発揮するためには、現実の過酷な条件や世知辛さといったものに適合させるため、忍耐強く沢山の手を加えていく必要があります。

多くの良いアイデアが陽の目を見ずに失われていくのは、ここにおいてなのです。

この段階まで進んできて、自分のアイデアを胸の底にしまい込んでしまうような過ちは犯さないでください。

現実世界に連れ出すというのは、理解のある人々に批判をして貰うことです。

良いアイデアというのは自分で成長する性質を持っています

良いアイデアはそれを見る人々を刺激するので、その人々が手を貸してくれるようになります。

自分では見落としてしまっていたアイデアの可能性を、人々の目を使って明るみに出していくのです。

アイラ
5つの段階を踏んでアイデアをつくっていこう!

アイデアをつくるために一番大切なこと

アイデアをつくるために一番大切なこと

1.直ちに行動に移すこと

綾人
原理や方法論も勿論大事ですが、一番大切なことは…。

1.直ちに行動に移すこと

当たり前のことだと思うかもしれませんが、まずは行動することです。

本書に書かれているような方法論や種々様々な道具などに頼るのではなく、まずは自分自身が行動するところからアイデア作成は始まります。

第一段階の資料集めにしても、第五段階の人々にアイデアを披露することも、自身の行動が無くしては何も始まりません。

アイデアを作成する過程において、その素晴らしいアイデアを生かすも殺すもあなたの行動が全てを左右するのです。

最も愚かなことは、何も行動を起こさないことなのです。

アイラ
何をするにしても、まずは行動を起こすところから!

まとめ

今日は『アイデアのつくり方』についてご紹介してきました。

本書には、アイデアのつくり方について更に丁寧に書かれています。

続きが気になった方は、本書を手に取ってみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

アイデアのつくり方

著者:ジェームス W.ヤング
出版社:CCCメディアハウス
発売日:21988/4/8

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